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2013年8月

2013年8月 9日 (金)

広島、長崎原爆の日

 8月6日は広島原爆の日、9日は長崎の原爆の日です。今年で68年目の夏となりました。

 核兵器廃絶は私の活動の原点でもあります。今年は参加できませんでしたが、青年時代から何度も広島、長崎には足を運びました。被爆者の皆さんの証言もたくさんお聞きしました。

 一番印象に残っている被爆者のお話は、今から20年ほど前の全校高校生平和集会でのお話です。

 当時私は「高校生平和ゼミナール」の世話人をしていたので、高校生の引率で参加していました。

 会場である男子高校生が被爆者の方に質問しました。

 「僕は皆さんの話を聞いても被害の実態がピンときません。原爆の体験を受け継ぐために僕たちは何をしたらよいのでしょう」と。

 被爆者の方は「今の高校生が原爆の惨劇をピンとこないというのも無理はありません。しかし、私たちの話を聞いて、こんなひどいことを二度と繰り返してはならないと感じてほしい。それが私たちの体験を引き継ぐということになると思います」とこたえました。

 私もこれまで多くの被爆者の皆さんの体験を聞き、写真や動画で被爆の悲惨な実態を見てきました。しかし、現場の雰囲気、においなどは、実際に体験した人でないと本当はわからないのかもしれません。

 「もう二度と私たちのような体験をしてほしくない」それが被爆者の皆さんの一番の願いなのでしょう。私はその被爆者の方の言葉を重く受け止めました。

 生き残っている被爆者の皆さんはもうかなりのご高齢です。一日も早く核兵器を廃絶するために、しっかりと体験を受け継ぎ、がんばりたいと改めて思いました。

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